テリー•フィールズさんの打ち合わせ•見学記録
3月18日(月)今回は静岡理工科大学の内部の交流空間において椅子の件で協力していただいたテリー•フィールズさんのところに打ち合わせを兼ねて実際の作業工程を見学させていただきました。
まず打ち合わせについて、実際に椅子の脚を見せていただきました。
脚フレームは今回のものは小さい直径のものを使用し華奢に仕上げていてかわいらしくもありかっこいい仕上げとなりました。打ち合わせ内容として座面の寸法をもともと400㎜角としていましたが脚とのバランスがこのままでは合わないのではないかという点があげられ実際に座ってみたりし教授•生徒と話し合い400㎜から350㎜~360㎜角にするなどの変更点を上げました。また、木材の種類も地元の木を使用する提案やスギではなく強度の高いヒノキを使用したいなど細部まで話し合うことができました。
次に加工工程のお話を聞くことができました。鉄を加工するにあたり力で曲げる方法と熱で曲げやすくして加工するやり方があること、それぞれを用途に応じて使い分けることなど普段の生活で知ることのできない内容をきくことができました。そこでテリー•フィールズさんのご厚意で見ごたえのある熱で加工する工程を見させていただきました。鉄を曲げているさまは実に興味をそそるものがありめったにできない貴重な体験をすることができました。
今回は打ち合わせ兼見学の内容でしたが同じ18日に内部の交流空間の施工も始まりました。その施工の様子も随時更新していきたいと思います。
以上です。
本記事の担当渥美晴彬。