静岡理工科大学建築学科_ASSIST_PERGOLA

静岡理工科大学建築学科、建築サークルASSISTの内男女6名で結成した大学生グループ。現在は大学内に居場所(パーゴラ)を作るというプロジェクトに参加。日々の出来事を報告します。

2018年11月29日当時、個人の提案。(小川)

自身の提案

小川歩夢です。

 

去年のグループ内コンペにて、各自がその場にふさわしいと思うパーゴラを提案するミーティングが毎週ありました。

その時の提案を指摘を受けた箇所も含めて報告して行きます。

 

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まず、外部の提案では、

学内との統一感を出す為、建築学科棟の天井に使用しているルーバーをそのまま組み込んだものを計画しました。

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この案では、天井のルーバーがそのまま壁になり椅子と机を生み出しています。
床を一段あげる事によってパーゴラの境界をより強調し、室内にいるかのような安心感を与えます。
また、グループもしくは相席での利用が主になっており、コミュニケーションの生まれる場として活用できるのではないかと考えました。

 

この提案の問題点として
まず部材の寸法が大きすぎるため部材が持たないという構造的なものと、机や椅子として利用する際の不便さや座り心地の悪さが問題視されました。
なので改善案としては、部材同士の間隔の見直しとルーバーの利用方法を考え直す必要があると感じました。

 

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次は内部の提案です。
内部では多くの人が様々な用途で利用できる場として計画しました。

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まず、ボックスの内側にはL字型のソファ展示スペース掲示を設けました。
ソファでは2グループが最低でも座れるように配置し、展示スペースと掲示板では卒業作品などを展示する場所としても利用できます。

ボックスの外側では、カウンター席縁側スペースを設けました。
カウンター席では勉強ができる場として利用でき、縁側スペースではちょっとした会話や、軽食を食べる場として利用できます。

 

内部のこの案の問題点として
少し煮詰め不足なところや、多くの人に利用してもらうにあたってこの形がベストなのかという疑問が挙げられました。
また、閉鎖的すぎる点や使い勝手なども問題点として指摘を受けました。
改善案としては現状よりも気軽に利用できる場にすることと、その為にはもっと家具の配置や開放感を見直す必要があると感じました。

 

以上です。

この記事の担当;小川歩夢