第9回外部パーゴラ施工・斜材の取り付け(2019.3.27)
こんにちは、小川です。
3月27日の施工では、ついに斜材の取り付けに入りました。
今回初めて組み立て作業に参加して色々と勉強になったので、それを含めてレポートしていきます。
まず始めに図面と工程のチェックをします。
この時、図面に幾つか不備が見つかり、寸法の書き足しなどを行いました。
個人的な考えとして、現場でスケールで測る等すればなんとかなるだろうと思って書いていた図面ですが、作り手の事を考えるとしっかり細かい寸法を入れる事や組み方などもあらかじめ記入しておく必要があるということを学びました。
次に、
斜材を取るつける為、柱に印を付けていきます。
一本一本間違えのないように何度も確認をして位置を決めていきます。
こうして、位置を決め次第仮止めをしていきます。
仮止めをすると何となく形が見えてきました。
その後、墨付けをしてから、
丸ノコとノミを使って接合部をけがいていきます。(大工さんは一日に数百回行うようです。)
接合部の工程として、
接合部を丸ノコで複数回切れ目を入れ、玄翁で叩いて割ります。
その後ノミで馴らします。
こうして接合部のけがきが完成です。
同時進行で柱にインパクトを使って釘を打つための穴を開けていきます。
その後
斜材のけがいた部分にボンドを付けてから、インパクトを使って釘を打ち込んでいきます。
こうして、今日の斜材の取り付けは完了です。
一日で南面の斜材、北面の仮止めまでできました。
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今回の施工では、現場に出てみないとわからない事ばかりで勉強になりました。
頭ではわかっていても、作ってみると上手くいかない箇所があったり、連携の難しさを感じました。
こういった経験は今後図面を書いていく上で重要な要素になっていくと思うのでしっかりと取り入れていきたいです。
以上です。
記事の担当:小川