祝『ウッドデザイン賞受賞』
こんにちは、こんばんは!ASSISTの野末です。
なんと!!!ついに!!!
2019年10月25日金曜日、トオトウミ・パーゴラとトオトウミ・チェア・ベンチの2本ともウッドデザイン賞を受賞したとのメールが届きました。
プロジェクトもこれで学外へと発信され、大学内外で盛り上がるのではないでしょうか!!
詳細については、またブログでお話ししたいと思います。
では、改めて2本を見ていきましょう。
【トオトウミ・パーゴラ】
県産材天竜杉で作られた優しい色合いに柔らかい肌触りの木フレーム。そして、その縦方向・横方向を意識したフレームは、壁いらずの囲まれ感を演出します。
【トオトウミ・チェア・ベンチ】
チェア・ベンチも天竜杉を使用し、座面や背板の幅、厚みなど何度も打ち合わせをしました。また、浜松の鉄鋼の技術で作られた細い骨組みは人体を支え、絶妙にしなる背は母がしてくれた揺り籠のような感覚さえあります。
静岡理工科大学パーゴラプロジェクト、グッドデザイン賞・ウッドデザイン賞への挑戦。
こんにちは、小川です。
長らく更新をしておりませんでしたが、久々の近況報告をします!
現在、このパーゴラプロジェクトではメンバー総動員でグッドデザイン賞、ウッドデザイン賞に向けて活動しています。
グッドデザイン賞では内部パーゴラである「トオトウミ パーゴラ」、それに付随する「トオトウミ ベンチ・チェア」共に一次を抜け、二次審査に向けて資料等の製作にかかっています。
ウッドデザイン賞では「トオトウミ パーゴラ」「トオトウミ ベンチ・チェア」に加え、「外部パーゴラ(名称未定)」の3点を受賞に向けて資料の製作に取り掛かっています。
ウッドデザイン賞の一次審査に先立って、イメージが最も伝わりやすい動画撮影・編集に初挑戦したりするなど、今年の夏も長くなりそうな予感がしてきています。
最近、外部パーゴラが計画通り4つ完成しお昼休みには多くの方に利用される場となっています。
この事についても近々レポートしていけたらと思います。
以上、グッドデザイン賞及びウッドデザイン賞への応募の報告となります。
ありがとうございました。
内部パーゴラに照明が来た‼︎
こんにちは小川です。
ついに先日、内部パーゴラの電気工事が完了し、照明が取り付けられたので、その後の様子を紹介します。
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まず各階層毎の雰囲気をざっと紹介します。
2階
3階
4階
5階
放課後の20時位に撮影しましたが、かなり雰囲気の良い空間になりました。
特に裸電球を用いた2、5階では天井にフレームの影が映ることで、フレームによる囲われ感がより強く感じられます。
また、天竜杉の白っぽい材に暖色の照明が反射する事で、木目がよく見えるとと共に、全体的に暖かな印象を与えます。
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次は実際の使用風景を紹介します。
囲われ感のあるフレームに加えて、暖かな照明がつく事で、利用者の表情も明るく見えます。
普段この場所はお昼休みによく利用されていますが、今後は、放課後の暗がりの時間にこそ利用してもらいたいと感じました。
また、グループの談笑の場にも、読書会やサークルの活動場所など幅広い用途で利用できそうです。
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内部パーゴラでは、あと椅子が何脚か設置して終わりになるのですが、
今後の展開として、背面の壁の塗り替えやポスターの貼り付け、床にカーペットを敷くなどしてどんどん雰囲気作りをしていきたいと感じました。
どこまで大学側が許可してくれるかは分かりませんが、プロジェクトブックや学生の利用状況などから強くアピールしていきたいと思います。
以上になります。
第9回外部パーゴラ施工・斜材の取り付け(2019.3.27)
こんにちは、小川です。
3月27日の施工では、ついに斜材の取り付けに入りました。
今回初めて組み立て作業に参加して色々と勉強になったので、それを含めてレポートしていきます。
まず始めに図面と工程のチェックをします。
この時、図面に幾つか不備が見つかり、寸法の書き足しなどを行いました。
個人的な考えとして、現場でスケールで測る等すればなんとかなるだろうと思って書いていた図面ですが、作り手の事を考えるとしっかり細かい寸法を入れる事や組み方などもあらかじめ記入しておく必要があるということを学びました。
次に、
斜材を取るつける為、柱に印を付けていきます。
一本一本間違えのないように何度も確認をして位置を決めていきます。
こうして、位置を決め次第仮止めをしていきます。
仮止めをすると何となく形が見えてきました。
その後、墨付けをしてから、
丸ノコとノミを使って接合部をけがいていきます。(大工さんは一日に数百回行うようです。)
接合部の工程として、
接合部を丸ノコで複数回切れ目を入れ、玄翁で叩いて割ります。
その後ノミで馴らします。
こうして接合部のけがきが完成です。
同時進行で柱にインパクトを使って釘を打つための穴を開けていきます。
その後
斜材のけがいた部分にボンドを付けてから、インパクトを使って釘を打ち込んでいきます。
こうして、今日の斜材の取り付けは完了です。
一日で南面の斜材、北面の仮止めまでできました。
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今回の施工では、現場に出てみないとわからない事ばかりで勉強になりました。
頭ではわかっていても、作ってみると上手くいかない箇所があったり、連携の難しさを感じました。
こういった経験は今後図面を書いていく上で重要な要素になっていくと思うのでしっかりと取り入れていきたいです。
以上です。
記事の担当:小川
第4回パーゴラ施行・内部家具編(2019.3.26)
お久しぶりです!ASISTメンバー野末です
今回のお手伝いは、研究棟の内部に設置する椅子・ベンチを作っていただいている「Terry Fields」さんの工房へ渥美、小川、野末の3人で行ってきました。
Terry Fields
Instagram:terryfields.hamamatsu
Facebook:@TerryFields.IronFurniture.Hamamatsu
● 鉄鋼と木を組み合わせた椅子・ベンチを製作するのですが、僕たちは木工の方を手伝わせていただきました。
● 電動ノコギリを扱うのは人生初めてでしたが無事に切り出しを終えました。
切り出した材を並べるととても爽快な気分になりました。夢中で作業していて気付かなかったのですが、こんなに切ってたんだ!と驚きました。
● 次は屋外で塗装しました。下の写真はベンチの脚部分ですが、ここはTerry Fieldsの高橋さんの塗装を見て勉強としました。
シンナーのにおいがするので密室でやったら大変なことになりそうですね・・・
屋外でやるとか換気しながらやるとかしないといけませんね
● 塗装と同時進行で椅子用のプラスチックを付ける作業をしました。
椅子とベンチのフレームが鉄鋼なのですが、これがまたすごくカッコイイんです。
● それに、接合部なのですが、溶接跡がもこもこと膨れていなく素人から見ても精度が高い溶接であることが分かります。
● つづいて、さっき切り出した板を張り合わせて一枚板にしちゃおう!という工程に入ります。
これは椅子の座面になるところです。
● ビスケットという木材を圧縮したものを接続面に埋め込むと、ボンド(水溶性)を含み膨張してガッチリつながる仕組みです。
● 仕上げにサンダーで少しの段差をきれいになくしたら一旦終了です。
● 完成ではないですが、フレームと合わせてみるといい感じですね!
今回の記事はこれまでです。ご精読ありがとうございました!
ASIST野末
第3回 内部パーゴラ・ヤスリとパテ塗り(2019.3.20)
こんにちは、小川です。
今日の施工では、
前回から引き続き内部パーゴラのヤスリがけとパテ塗りをひたすらに行いました。
まず、一昨日組み立てた部材全ての面取り作業からスタートしました。
面取りをする事で部材の角張った角が消え、表面が滑らかになります。
安全に利用してもらえるように丁寧に作業を行いました。
間も無くして、
外部パーゴラの木材が運ばれてきました。
これを総出で荷下ろしをします。
↑↑↑働きアリ
外部の木材は防腐処理(?)がされてるため、
若干暗い色をしています。
今回外部パーゴラは1つだけ制作するようです。
荷下ろしが終わった後は、内部の作業に戻ります。
ヤスリがけが終わり、
次にパテ塗りをしていきます。
パテ塗りでは天板と柱の隙間に馴染ませるように塗り込んでいきます。
これもほとんどの階層分やっていきます。
そして、最後に天板をヤスリがけして今日の作業は終わりです。
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僕は今日初めて施工に参加しました。
今までは図面であったり模型でしか見れなかった空想上のものが
今実際に建とうとしている事がとても嬉しく思います。
これから完成に向けていきますが、学内で披露できる日が楽しみです。
以上です。
追記
内部のパーゴラにミニ事務所が出来ました。