ついに1/1スケールへ
ついに3月18日組み立てが始まりました!
まず、浜松の+ticさんが前もってパーツを組んでくれたものを各階へ運びました
組み立てを始めたのですが、木の見方や組み方に驚きました
「ほぞ継ぎ」というもので、ほぞをほぞ穴にさして強度を高める工法です
木材を使う際、反りというのが重要で
反りの向きを見て組み立てを進めていきます
ボンドを付けて組んだ後はねじ止めです
ボンドも固まったらより強度バッチリですね
2階から5階まで4パターンを組み立てるのですが
プロの手際の良さに見入ってしまいます
フレームが組み合えたら次は天板をのせて・・・・
さて、これから仕上げに入りましょう
やすり掛け
パテで隙間も埋めました
ところどころはみ出してますね・・・
まだまだ練習が必要ですね
ここまで記事を読んでいただきありがとうございます!
では、次回「3月20日編」にてお会いしましょう
ASSIST 野末
施工スタート!
皆さん こんにちは!
ついに、昨日からパーゴラのプロジェクトの施工がスタートしました!
11月からデザインの議論や模型を作ってみての検証など色々ありましたが、ようやくここまでたどり着くことができました!
自分たちが議論して出来上がったデザインが実際に組み上がっていくのを見るととてもテンションが上がりました!!
やはり、何もないところから物が出来て上がっていく喜びは計り知れないものがあると感じました
さて、昨日からスタートした施工ですが昨日は内部のパーゴラの作業を行いました
主に工具や木材を運ぶ、組み立てる、やすりをかける作業を行いました
工具や木材を運ぶ作業は量も結構多かったのですが、皆の力がすごかったためすぐに終わりました(結構息が上がっている人もいましたが)
次の組み立ての作業ではほぞ組みで組み上げました
ほぞ組みの部分を見たときは「めっちゃきれい!スゲー!!」と思わず声に出てしまいました
(ほぞ組みの写真と組み立てているときの写真をを載せておきます)
組み上げの進行度としては内部は2~5階すべて終わりました
設計事務所の方々の技術力がとてもすごく、将来自分もあれほどの技術を身に着けたいと思いました
やすりをかける作業は面を揃えたり、角を取る作業を行いました
削るだけで「こんなに変わるのか!スゲー!!」と思うほど木材の表情が変わることに驚きました!
一番大変な作業でしたが、面が揃ったり、角がきれいになっているのを見ると一番テンションが上がった作業でもありました
(やすりをかけている様子)
昨日は久々にスゲーを連発した日でもありましたが、まだまだ内部の作業も残っており外部の施工もこれからなのでどんな風に出来上がっていくのかとても楽しみです!!!
この記事の担当、池宮康清でした
では、また~
テリー•フィールズさんの打ち合わせ•見学記録
3月18日(月)今回は静岡理工科大学の内部の交流空間において椅子の件で協力していただいたテリー•フィールズさんのところに打ち合わせを兼ねて実際の作業工程を見学させていただきました。
まず打ち合わせについて、実際に椅子の脚を見せていただきました。
脚フレームは今回のものは小さい直径のものを使用し華奢に仕上げていてかわいらしくもありかっこいい仕上げとなりました。打ち合わせ内容として座面の寸法をもともと400㎜角としていましたが脚とのバランスがこのままでは合わないのではないかという点があげられ実際に座ってみたりし教授•生徒と話し合い400㎜から350㎜~360㎜角にするなどの変更点を上げました。また、木材の種類も地元の木を使用する提案やスギではなく強度の高いヒノキを使用したいなど細部まで話し合うことができました。
次に加工工程のお話を聞くことができました。鉄を加工するにあたり力で曲げる方法と熱で曲げやすくして加工するやり方があること、それぞれを用途に応じて使い分けることなど普段の生活で知ることのできない内容をきくことができました。そこでテリー•フィールズさんのご厚意で見ごたえのある熱で加工する工程を見させていただきました。鉄を曲げているさまは実に興味をそそるものがありめったにできない貴重な体験をすることができました。
今回は打ち合わせ兼見学の内容でしたが同じ18日に内部の交流空間の施工も始まりました。その施工の様子も随時更新していきたいと思います。
以上です。
本記事の担当渥美晴彬。
2018年11月29日当時、個人の提案。(小川)
自身の提案
小川歩夢です。
去年のグループ内コンペにて、各自がその場にふさわしいと思うパーゴラを提案するミーティングが毎週ありました。
その時の提案を指摘を受けた箇所も含めて報告して行きます。
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まず、外部の提案では、
学内との統一感を出す為、建築学科棟の天井に使用しているルーバーをそのまま組み込んだものを計画しました。
この案では、天井のルーバーがそのまま壁になり椅子と机を生み出しています。
床を一段あげる事によってパーゴラの境界をより強調し、室内にいるかのような安心感を与えます。
また、グループもしくは相席での利用が主になっており、コミュニケーションの生まれる場として活用できるのではないかと考えました。
この提案の問題点として、
まず部材の寸法が大きすぎるため部材が持たないという構造的なものと、机や椅子として利用する際の不便さや座り心地の悪さが問題視されました。
なので改善案としては、部材同士の間隔の見直しとルーバーの利用方法を考え直す必要があると感じました。
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次は内部の提案です。
内部では多くの人が様々な用途で利用できる場として計画しました。
まず、ボックスの内側にはL字型のソファと展示スペースと掲示板を設けました。
ソファでは2グループが最低でも座れるように配置し、展示スペースと掲示板では卒業作品などを展示する場所としても利用できます。
ボックスの外側では、カウンター席と縁側スペースを設けました。
カウンター席では勉強ができる場として利用でき、縁側スペースではちょっとした会話や、軽食を食べる場として利用できます。
内部のこの案の問題点として、
少し煮詰め不足なところや、多くの人に利用してもらうにあたってこの形がベストなのかという疑問が挙げられました。
また、閉鎖的すぎる点や使い勝手なども問題点として指摘を受けました。
改善案としては現状よりも気軽に利用できる場にすることと、その為にはもっと家具の配置や開放感を見直す必要があると感じました。
以上です。
この記事の担当;小川歩夢
大学内パーゴラ計画と学生グループの紹介
僕達は、静岡理工科大学理工学部建築学科に通う大学生6人からなるグループです。
チーム名は未だになく、男女6人の方向性も考え方も全くバラバラな仲良し(?)グループです。
昨年、脇坂圭一教授からの提案を受け、
大学内にある学生食堂のテラススペース(写真左側)と研究棟の休憩所(写真右側)にパーゴラを作るという企画、『静岡理工科大学 厚生棟前交流空間改修計画』に参加しました。
現在テラススペースの屋根は破け、休憩所は薄暗く寂しい状態。
この場所をもっと活気ある場所にしよう!というのがこの企画のコンセプトです。
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このパーゴラ企画は2018年11月の上旬からスタートしました。
グループ内コンペを毎週行い、自分達の求める『居場所』をプレゼンし、少しづつ提案を固めてきました。(各自の提案は後々取り上げて行きます。)
普段の設計の授業とは違い、実際に建てる計画であるため、
製図の書き方やプレゼンの仕方、部材同士の噛み合わせといった細かい所など
慣れていない僕達は何度も先生方からの指摘を受けながら、めげずに頑張ってきました。
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そして現在、3月上旬。
18日より施工が始まり、今まで積み重ねてきたものがついに形になります。
こうして1つ区切りがついた所で、
今まで行ってきた事や施工の様子を随時記録として記事にしてこうと考えました。
最後の最後まで手を抜かず、最初の実施設計という事で今後何年も親しまれるパーゴラでありたいと願っています。
以上です。
本記事の担当小川歩夢。